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竹内 末広
Proc. of the 4th China-Japan Joint Symp. on Accelerators for Nuclear Science and Their Applications, p.79 - 81, 1991/00
原研タンデム加速器で加速した重イオンを更に加速する超電導後段ブースターを開発している。ダースターは1/4波長型のニオブ製超電導空洞を40台使用したリニアックとバンチャー、デ・バンチャー等から成り、各空洞は高周波位相を独立に制御するものである。これまでにバンチャーおよびデ・バンチャーを製作し、その中で超電導空洞4台を製作・性能試験を行なった。約6MV/mという高い加速電界を得ている。リニアックは10台のクライオスタットから成り、1台のクライオスタットに4台の超電導空洞が入る。これらは現在製作中である。期待される加速電圧は約30MVである。完成すれば質量数約200以下のあらゆる原子核間の核反応を起こすことが可能となる。論文及び講演では超電導空洞の製作と性能、ブースターの構成と配置、ヘリウム冷却系の概要等について述べる。
竹内 末広
Proc. of the 2nd Int. Symp. on Advanced Nuclear Energy Research; Evolution by Accelerators, p.357 - 361, 1990/00
原研物理部ではタンデム加速器からの重イオンビームのエネルギーを更に加速する超電導ブースターの開発を行っている。ブースターは40個のNb製1/4波長型超電導空洞からなるリニアックである。既に4個の超電導空洞をバンチャー、デバンチャー用に製作し、テストの結果どれも5~6MV/mという高い加速電界をわずか4ワットの高周波入力で得ることができた。この5MV/mは加速電圧として0.75MVに相当する。したがって30MV相当のリニアックを実現することができる。リニアックは既に製作が行われており1992年3月に完了する予定である。バンチャーは、130MHzと260MHzの超電導空洞から成りタンデムからのビームを約60%バンチする予定であり、リニアックで加速後デバンチャーでエネルギーを揃えて90゜偏向電磁石でエネルギー分析しCWビームを実験室へ導く予定である。建家・冷凍機等は1992年3月まで完成し、1993年初頭にはビームテストを行う予定である。